コブラ工法 工法概要
全土質対応型小口径泥水・泥土圧式 φ250mm~φ600mm
1.工法の説明
コブラ工法は、普通土から玉石・岩盤を小立坑で施工できる画期的な小口径推進工法です。 当社が開発したジョイント管により難地盤でも精度よく安心して施工できます。 さらにはこうした難地盤においても200m程度の長距離推進が可能です。
2.特徴
- 土質の適応範囲が広い 高トルク性能の先導体により、普通土から砂礫・玉石・岩盤まで幅広い土地盤の施工が可能です。
- 立坑の小型化を実現 2.0mまたは、2.5m円形立坑からの発進が可能で、スペース問題を解消します。
- 回収の利便性アップ 4分割できる掘進機は、既設人孔(マンホール)からの回収が可能。高率的な回収を実現しました。
- 1スパン200m推進 過酷な地盤でも1スパン200m程度の推進が可能です。(適用条件有)
- 全てにおいてコンパクト 車上搭載可能な泥水処理装置、分割可能な本体など作業にかかわるすべてが小型な省スペース設計です。
- 地盤問題に対応 コブラ特有の推進管内のジョイント管が、ローリング防止及び予想外の地盤による掘進機引抜に対応し、高精度な施工が行えます。
- 土質に応じ、掘削方式を選択して施工ができます。 泥水方式の掘削に加え、カッターより切羽へ添加材を注入可能な構造となっており、泥土圧方式への切り替えが可能です。
- 一液性滑材だけでなく、土質に合わせて二液性の滑材も注入できます 二液性の滑材注入を行うことにより、推進管の精度保持・安定が図れます。
3.工法概念図
適用範囲
施工実績
作業状況
先導体据付
発進状況
到達状況
元押装置
掘進状況
ジョイント管回収
礫出現
残土状況
油圧ユニット、操作盤
泥水処理機