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環境対策型 泥濃式推進
φ800mm~φ2400mm

サクセスモール工法 工法概要

泥濃式 φ800mm~φ2400mm

1.工法の説明
サクセスモール工法は、従来の泥濃式・泥土圧式推進工法の利点(長距離、礫対応、急曲線、省スペースヤードetc.)を活かしながら資源環境、作業環境の問題点を改善し、 あわせてトータルコストの削減を追及した新工法です。
2.特徴
  • 資源環境を改善
   従来の泥濃式・泥土圧式推進工法においては、掘削により発生した泥土を全量場外処分しておりましたが、環境対策の
   見地から、これらの場外に排出する絶対量を極力削減する方法として、 シャワー機能付き連続土砂分級装置(マスターR)
   を完成しました。
  • 各種面盤の対応により、巨礫、転石、岩盤などにも対応出来ます。
  • 高トルクを有しており、面盤での一次破砕、コーンクラッシャによる二次破砕を行い、連続排土が可能な構造となっております。
  • 方向修正は、二段中折方式を採用しており、急曲線施工に対応出来ます。
  • 全てにおいてコンパクト
  •  車上搭載可能な泥水処理装置、分割可能な本体など作業にかかわるすべてが小型な省スペース設計です。
  • 長距離・曲線施工時の精度管理は、地上で計測する電磁波探査と機内に設置しているジャイロコンパスや液圧レベル計により、姿勢を 管理することが出来ます。
3.工法概念図

資源環境を改善

建設残土を減らします

従来の泥濃式・泥土圧式推進工法においては、掘削により発生した泥土を全量場外処分しておりましたが、これらの場外排出する絶対量を
極力削減する方法として、シャワー機能付き連続土砂分級装置(マスターR)を採用しました。これにより、泥水の再利用が可能となり
場外に排出する産業廃棄物が大幅に削減できます。そして、作泥材の使用量も大幅に削減できます。

作業家環境を改善

坑内作業のシステム化

従来の泥濃式・泥土圧式推進工法は、坑内で人力による重労働(礫、玉石等の運搬)が日常的に行われています。
坑内での重量からの開放、作業環境の改善の為に破砕機構付連続土砂排土装置(マスターC)を採用しました。
また、遠隔操作仕様により坑内作業がほとんど不要です。

コスト削減を追求

工期の短縮

サクセスモールシステム(マスターR、マスターC)を活用することにより、作泥材料・産業廃棄物・配置人員を削減し、また
工期の短縮につながります。これらにより、トータルコストの削減を追求します。

 

 

マスターR(分級&循環システム)

 

分級・循環システムフロー図